Share

第一章 15  アリア降臨す?

Author: KAZUDONA
last update Last Updated: 2025-12-12 07:11:02

 3日目、まだ3日目だよ。というか漸く3日だよ。すげー濃いよね、1日が。

 俺はまだベッドで微睡んでいる。とりあえずいくらでも寝ていられるくらい眠い。このまま今日1日寝ていたいくらいだ。朝日が部屋を照らし始める。まだ結構早い時間だ。眩しい、吸血鬼の様に溶けそうだ。掛け布団を頭まで被る。体に違和感、疲れて寝ちゃったから女性体へ変化してるなこれは。体がムニュムニュと柔らかい。

 まあいい、眠いし気にせず寝よう。男性体に戻るのはあとでいいや。ムニムニ……。どうやら後ろから俺のご立派なおっぱいを揉み揉みしてる奴がいる、誰だよ、けしからんな。どうも後ろから抱き着かれているようだ。男なら危険だが背中に密着している感触が柔らかい、どうやら女の子みたいだ。なかなかに立派なものを持ってるなこの子も……。ん? なんで俺のベッドに誰かがいるんだ? うーん、寝ぼけてるから頭が回らんしわからん。

 ここに俺が宿泊してることを知っているのはギルド関係者くらいだ。こんなことをするのはユズリハくらいか? いやいや、女性体になってしまうなんて知らないはずだ。マリーさんか? いや、そんな暇じゃないだろ。宿の子かなあ、小さな女の子がいたような気がするが客室にはさすがに来ないだろ? うん、わからん。そんなことより眠い。背中の子が気になるけど、寝てるみたいだし。お互いに今は同性だ、貞操の危機はない、はずだ……。

 欠伸が止まらない。ベッドも気持ちいいし、今日はひたすら寝よう。朝食は女将さんが起こしてくれるだろうし。好きに過ごすって決めたんだ、誰にも邪魔させないぜ。意識が微睡みに消えていく。健康バンザイ、ただ寝てるだけで気持ちいいや。

 ・

 ・

 ・

「カーズちゃん、そろそろ朝ごはんだよー!」

  ん、女将さんの声が聞こえる。よく寝てたな。さて、朝食食べたらまた寝る。ギュー、背中にいる女の子がまた抱き着いてきた。こら、おっぱいを揉むな! 全く、誰なんだ? 人のベッドに潜り込んだのは。その子の方へ寝返りを打つ。長いが俺と同じ燃えるような真紅の髪に、ツインテールのようなくせ毛。美しく整った顔立ち、うん、見覚えしかないな……。ゆさゆさ、と揺さぶってみる。

「おい、アリア……、なのか?」

「うーん、むにゅむにゅ、あ、カーズさんおはようございますー」

 うん、このもっちゃりした喋り方、アリアしかいない。

「って、アリア?! ええっ!? なんでここに?」

 突拍子もないことをするのはいつものことだが、本人がいるのはもう驚きだ。

「ふわああああああ! 昨夜義骸ぎがいを整備してきたんですよ。遅くなったので一緒に寝かせてもらいました、えーい、ムニムニー!」

「おい、おっぱいを揉むな! ん、こらっ、やめろ!」

「うむむ、私と同じ因子なのにこの大きさ……。私よりも大きいとはけしからんですねー」

「知らないよ、とりあえず手を放せ! ってお前抱き着くな、力強い! 痛い痛い、鯖折りになってる!」

 ゴン! 頭にげんこつを一発。

「いったーい! 女神を殴りましたねー!」

「やかましい! 女神のくせにセクハラすんな! って、それが義骸ってやつなのか? 本物そのままじゃないか、作り物には見えないなあ。ほー」

「そりゃあそうですよ。精密に創ってありますから。ほらおっぱいも、カーズさんのと変わらないバインバインの手触りですよー」

「ああー、わかったから手を引っ張っていくな。自分のを堪能したからもういい。とりあえず起きるとしよう。女将さんも朝食作ってくれてるみたいだし、俺も男性体に戻る」

「えぇー、このまま姉妹として活動しましょうよー」

「いやいやいや、俺もう男として登録してるし行動してんだよ。いきなり女性体で人前に出たら更に余計な誤解を招くだろうが!」

「ちぇー、仕方ないですねえ。じゃあ普段着に着替えて朝ごはん行きましょうか。お腹ペコリーヌですよ」

 何だよペコリーヌって。どっかのプリンセスか?

「そうだなー、それに女将さんに一人増えたって言わないとだしな。で? どういう設定にするんだよ?」

「姉兼師匠ってことでいいですかね?」

「師匠、この世にはいないって言っちゃったんだけど」

「それはまあ、私に任せて下さい。上手く誤魔化しますから。それに見た目もそっくりだし、誰も疑いませんって」

「まあ見た目はね。なら俺はアリアとか姉さんとか師匠って呼べばいいのか?」

 確かに見た目は同じ因子? だし、ほぼ瓜二つだ。俺の髪の毛の毛先が金色なとこと、長さが違う程度だし。アリアの目の色が俺の碧眼と違い赤いことと、目つきが柔らかいところくらいかな。でも髪の毛は腰までくらいある。見分けは付くな。

「お姉ちゃん一択ですよ、( ー`дー´)キリッ」

「嫌だ。とりあえず場合によって使い分けるよ。アストラリア呼びはしない方がいいな。でも俺前世で姉さん欲しかったからちょっと嬉しいかも」

「良かったですねー、こーんな美人なお姉ちゃんができて、(・∀・)ニヤニヤ」

「すぐ調子に乗る。言うんじゃなかった……。アリアは俺のこと「さん」付けで呼ぶなよ、姉設定だし。呼び捨てにしてくれよ。あと妹とか言うなよ!」

「はーい、じゃあちゃっちゃと着替えて行きますよ、カーズちゃん」

「それは絶対やめろ!!」

 普段着に着替え一階の食卓へ、男性体にも戻った。女将さんには、夜に俺のことを追いかけてきた姉が勝手に宿泊したことの謝罪と二人分の当面の宿泊費用も払った。女将さんは快く了承してくれた。彼女はアリアのことも可愛い可愛いと愛でていたが、アリアは微妙な顔をしていた。ざまあ、俺のことをおもちゃにするからだ。因果応報って神様にも成立するのか?

「今日は出かける用事はあるのかい?」

「いいえ、特にはないですね。まだ来たばかりで昨日までバタバタして忙しかったし、疲れもあるので昼くらいまではゴロゴロしていようかと思います」

 大きな宿ではないので、「寝るときはベッドでお姉ちゃんと一緒に寝てね」とのこと。まあベッドは結構大きかったし、どうせ寝たら女性体になってしまうんだ、別に問題はない。

 出された朝食は地球で言うところの洋食って感じだったが、味に関してはこの世界の方が上を行ってるように感じた。とりあえず美味い。

 アリアはもうとにかく食べていた。「女将さん美味しいですー」って、何回もお代わりしてたくらいだ。義骸って要は入れ物だよな? その細い体にどんだけ入るんだ?

 俺はこいつの大食いが宿代以上の損害をもたらしそうで、女将さんに別で食料費を多めに払っておいた。

「そんなに気を遣わなくていいんだよ?」

 って女将さんは言っていたが。このハングリーモンスターがどれだけ食べるのか見当が付かなかったので食糧不足になる前に手を打っておいたのだ。そして、朝食の材料が尽きた……。

「うーん美味しかったです。腹3分目って言いますし、これくらいで満足です」

「いや、本当は8分目だからね。分かっててボケただろ」

「アッハッハッハ! いい食べっぷりだねぇ、作り甲斐があるってもんさ。夜も張り切って作らないとだね」

「女将さん、ありがとうございます。素晴らしい腕前でした、ごちそうさま」

 食糧費多めに払って良かったぜ。この宿が破産するとこだよ、全く。

「ごちそうさま。さてもうひと眠りしてきます」

 俺は階段を上り、部屋に戻るとベッドにダイブ! このお腹が満たされた後の二度寝はたまらんのだよ。特に疲れてるとね。みんなわかってくれるだろ? だがここには落ち着きのないやつがいるんだわ。

「ねえねえ、カーズ! 街に食べ歩きに行きましょう。折角の下界、エンジョイしなければ!」

「え……? まだ食いたいの? ちょっと引くわー、あんなに食ってただろ」

「まだまだあんなのは序の口ですよ。これからが本領発揮です、ムフー」

「そうか、じゃあ一人でどうぞ。でもお金は俺が管理してるから。街の散歩になっちゃうな、あら残念(笑)」

「ええー、酷い。ここにお腹を空かせたいたいけな女の子がいるというのに」

「意地汚い女神様だろ? とりあえず昼まではゴロゴロする。その後なら付き合うからさー」

「言いましたね! 絶対ですよ、なら私もゴロゴロします」

 ベッドに上がり込み寝転がるアリア。

「ふー、ようやく休める。……ってもう寝てる。すげーな、全力で生きてる人だこれ」

 とりあえず俺も眠い。アリアに背を向けて俺も惰眠を貪るのだった。

 ・

 ・

 ・

 ドンドンドン! ドアを叩く音がした。

「おい、カーズ! いつまで寝てんだ!!」

「バカエリック! 失礼でしょ! カーズ、起きてるー? ユズリハよー!」

「んあ?」

 騒がしいなー。一気に目が覚めたわ。そして訪ねて来てるのはあの二人か。

「ふあああああああ、エリックにユズリハか? おはよう――」

 ドアの向こうでドタバタしている2人に問う。

「「そうだ/よ!!」」

 さすがの腐れ縁、息ぴったりだな。

「どうしたんだ、一体? 今日って約束とかしてたっけ?」

 記憶にないぞ。

「折角一緒に王都に行くんだ、適当なクエストがてらに鍛錬だよ」

「そうそう、私も魔法についてもっと知りたいことがあるしね」

 結構寝て頭もスッキリしたし、そろそろ出かけるのも悪くないか。

「わかった、ちょっと準備するから下で待っててくれ!」

 わかったと返事がして二人は階下へと行ったようだ。カギ閉めてて良かったよ。しかし元気だな、まあ俺の実年齢よりは若いんだろうけどさ。

「んふふー、さっそく頼りにされちゃってる。お姉ちゃんは嬉しいな~(・∀・)ニヤニヤ」

 いつの間にかアリアも目を覚ましたようだ。

「そうだった、アリアがいるんだったな。じゃああいつらに稽古つけてやってくれよ。何でも好きなもの食べていいからさ」

「うむむ、まあいいでしょう。リハビリがてらの運動です。私も鈍ってそうですし」

「俺はとにかく自己研鑽だ。足りないものばかりだし、鍛錬がてらに魔物を狩れば経験値は共有化されて彼らのレベリングも同時に行える」

「なるほど、考えてますねー。仕方ない、死なない程度にしごいてあげましょう」

 まあお手柔らかにな、と話しながら俺はいつものバトルドレスに着替え、ブーツ、グローブ、武器も装着した。そしてアリアの装備を見て少々驚いた。まるで文明開化のときの女学生のような袴姿。白地に派手な赤の模様の小袖だっけか、上に着るのは。そして下は紺色の行灯袴あんどんばかま。そして足元は茶色のブーツ、手には俺のと似たようなグローブだ。

「なんで文明開化?」

「ふふーん、剣術小町って感じのイメージですよ」

「ほほう、そんなレトロなチョイスをしてくるとは思わなかった。世界観ぶち壊しだな。でもいいね、似合うと思うよ。女学生ぽいし、髪の色で色々とミスマッチだけどな(笑)」

「褒めてるのか貶されてるのか謎ですねー」

「武器は刀、二刀か……。二刀流でいくのか?」

「いえ、基本は一刀ですよ。万が一のとき用です。ぶっちゃけ武器なんて必要ないんですけど、一応形だけですよ」

 そりゃそうだ。仮にも女神様だ、誰でもワンパンだろ。

「完全に和装だけど、その服とかも俺のと素材は一緒なのか?」

「そうですよー。このレベルなら地上で怪我をすることはまずないですし、普通の服を着て破れても困るので。それに義骸は私本体よりもかなり脆いのが難点なとこですかねー」

 等と話しているうちに準備は終わった。

「では稽古をつけに行きましょうかね」

 階下に降りる。二人は女将さんと話しながらお茶してるようだ。

「すまない、待たせたか?」

「いいえ、大丈夫よ、って誰? そのカーズにそっくりな綺麗な女の人は!?」

 早速食いついたかユズリハ……。って、まあそりゃ食いつくよな。

「えーと、姉のアリアだ。俺の師でもある」

「アリアでーす。いも、ゲフンゲフン、弟のカーズがお世話になってまーす。よろしくねー」

 こいつ、今妹って言いかけたな。油断も隙もないわ。

「お前、師匠はこの世にいないって」

 さて問題だ、エリックの疑問。そりゃあそういう反応になるよな。

「あははー、実はねーある程度の功績を成し得た人間は、英霊として神域に招かれるのですよー。私もいつもはそこにいるから、この子も「この世にいない」って言ったんですよー。全くこの子はー」

 こっちを見てウインクしてくる。すげえ、息をするようにべらべらと嘘を……。産まれながらの詐欺師だ……。俺も実は騙されたりしてるんじゃないのか?

「ああ、まあそういうことだ。死んだとは言ってないだろ?」

「あ、ああ、そうだよな。しっかし双子なのか? そっくり過ぎるだろ? 髪の毛の色と目の色がちょっと違う程度だろ」

「いや、姉は俺より相当むぐっ!」

 アリアに口を塞がれた。こいつ、双子とかの設定で通そうとしてるな。

「まあそんなものですー。それに女性に年齢はNGですよー」

「そうよ、バカエリック。でもお姉さんもカーズと同じですっごく綺麗!」

 いや、俺がこいつに似るようにされたんだよ因子とやらで。

「あははは、よく言われますー!」

 お前は神様だろ、少しは謙遜しろよ。

「アリアさんもギルド登録するんですか?」

「いやー、私は興味ないからねー。それより君たち二人を鍛えてあげようと思ってね。弟の頼みだしー」

「ええっ! いいんですか? 私はユズリハと申します。是非お願いします!」

「マジかよ、カーズをここまで鍛えた師匠に師事できるなんて……。テンション上がるぜ! 俺はエリックだ、よろしく師匠!」

「じゃあ街の外に出よう。エリック、適当なクエスト受けたって言ってたよな? どんなのだ?」

「ああ、ちょっと遠出になるがレッド・サーベルタイガーの討伐だ。BランクだがAランク相当の任務だ。お前も退屈はしないだろ?」

「街の近辺はカーズが狩り尽くしちゃったものねー、だからそういうのしかなくって。だから遠出になるのよ」

 ・

 ・

 ・

 ということで、その狩場へ、街から南の草原まで歩いて半日の工程を、修行を兼ねて約2時間で走ってきたということだ。

「はあはあ、二人ともなんて体力にスピードだよ。見失わないようにするので精一杯だったぜ」

「はあはあ、もう修行は始まってるってことよ、やってやるわ!」

 ごめんなー、俺らはスキルと装備のおかげで全く疲れてない。それに人間かどうかも怪しい。とりあえず回復魔法で2人は癒しておいた。

「さて、じゃあここでPTを組もう。俺のスキルに超成長と経験値共有っていうのがある。二人が姉に稽古をつけてもらう間に俺は魔法や剣の自己研鑽がてらに魔物とも戦うし、その経験値は普通に狩るよりもよっぽど多いはずだ。これで鍛錬とレベリングを同時に行う。それでいいか?」

 そうしてエリック達の修行兼、俺の自己鍛錬となった。

「何かあったらPT間の通信スキルで連絡を取ろう。じゃあお互いに頑張ろう。アリア、二人のことをよろしく頼む」

「はいはーい」

 軽い返事をして三人と別れた俺は、まずターゲットの討伐をサッサと終わらせることにした。それからはとにかく鍛錬だ、スキルどうこうよりも自分を鍛えなくては。移動中に見せてくれたアリアの義骸のステータス、本体はその比じゃないとのこと。でも少しでも近づきたい。一朝一夕では絶対無理だけど、俺にもいくらでも時間はある。そう思いながら探知スキルを発動させた。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

< アリア(女神アストラリア) ∞歳(18~20歳相当)女 選定者 >

称号  :正義と公平の女神

Lv   :3780

HP   :46700(+1000/装備補正)

MP   :67500(+1000/装備補正)

筋力  :6900(+400/装備補正)

敏捷  :4500(+300/装備補正)

魔力  :89700(+1950/装備補正)

物理耐性:9860(+5950/装備補正)

魔法耐性:8690(+5950/装備補正)

幸運値 :3550(+1000/装備補正)

<装備>

<女神刀(S:アリア専用)>

物理攻撃力:1250

魔法攻撃力:∞(込めた魔力量により最大値増加)

<戦闘用袴上:小袖(S:アリア専用)>

物理耐性:1200

魔法耐性:1200(込めた魔力量により最大値増加)

付与効果:自動回復オートヒール(S:100/秒でHP・MPを回復する)

    :状態異常耐性(S)

    :魔力ヴェール(S:物理/魔法防護膜を自動展開/

             込めた魔力量で範囲/効果上昇)

    :HP+500

    :MP+500

    :筋力+150

    :敏捷+150

    :魔力+150

    :物理耐性+150

    :魔法耐性+150

<戦闘用袴下:袴(S:アリア専用)>

物理耐性:1200

魔法耐性:1200(込めた魔力量により最大値増加)

付与効果:自動回復オートヒール(S:100/秒でHP・MPを回復する)

    :状態異常耐性(S)

    :魔力ヴェール(S:物理/魔法防護膜を自動展開/

             込めた魔力量で範囲/効果上昇)

    :HP+500

    :MP+500

    :筋力+150

    :敏捷+150

    :魔力+150

    :物理耐性:+150

    :魔法耐性:+150

<ドラゴングローブ(S:アリア専用)>

物理攻撃力:1250

魔法攻撃力:∞(込めた魔力量により最大値増加)

物理耐性:550

魔法耐性:550

付与効果:衝撃追加アディショナル・インパクト

     (S:竜の息吹ドラゴンブレス:込めた魔力属性のブレスが発動)

    :筋力+150

<ライブラ・ブーツ(SS:アリア専用)>

物理耐性:1350

魔法耐性:1350

付与効果:無重力グラヴィティ・ゼロ(全身が軽く、重力を感じなくなる)

<ジャスティス・ネックレス(SS:アリア専用)>

物理耐性:1550

魔法耐性:1550

付与効果:魔力+1500

    :幸運値+1000

<アストラリア・リング(S:アリア専用)>

物理耐性:100

魔法耐性:100

付与効果:自動回復オートヒール(S:100/秒でHP・MPを回復する)

        :状態異常耐性(S)

<アクティブスキル>

アストラリア流格闘術(全武器対応/奥義使用可能)

聖魔法(SS)

闇魔法(S)

火魔法(SS)

水/氷魔法(SS)

風/雷魔法(SS)

土魔法(SS)

時空魔法(S:空間転移 etc)

空間魔法(S:異次元収納庫ストレージetc)

召喚/テイミング(SS)

鑑定/弱点看破(SS)

光瞬歩

追跡(S)

探知/逆探知(SS)

錬金/錬成(SS)

鍛冶(SS)

複製コピー(S)

調合/合成(SS)

裁縫(SS)

彫金(SS)

星の目スター・アイ

千里眼せんりがん

認識疎外

気配遮断(SS)

標的化ターゲッティング

魔法/武具創造(S)

精神耐性(SS)

神眼(SS)

明鏡止水めいきょうしすい

未来視プリディクト・アイズ

魔眼(SS):魅了テンプテーション(込めた魔力属性で様々な幻覚を見せる)

    :石化ゴルゴーン・アイズ

物理結界

魔法結界

通信/念話

魂の天秤(USユニークスキル)

<パッシブスキル>

天上の加護(SS:全耐性大幅アップ)

偽装フェイク(SS)

隠蔽(SS)

言語理解(SS)

交渉術(SS)

並列同時思考超加速

森羅万象瞬間理解

自動回復オートヒール(装備重複SS:300/秒でHP・MPを回復する)

超成長(経験値/スキル)

経験値共有(PTへ分配)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

でも、化け物過ぎるよね。神様、半端ない。勝てる気がしない。

Continue to read this book for free
Scan code to download App

Latest chapter

  • OVERKILL(オーバーキル)~世界が変わろうと巻き込まれ体質は変わらない~   第五章 90  Devastation The Huge Stampede & The Last Demon!

     ヨルムに乗って南門の外まで飛ぶ。「来い! 神剣ニルヴァーナ!」「お願い、ルティ!」「あいよー」「星芒より来たれ! クローチェ・オブ・リーブラ!」  各々が自分の武器を構える。南門前に着地させたヨルムから見る、南門に迫り来るベヒーモスの大軍。東門の方にも反応がある。黒や青や赤など、様々な色をした数十m以上はある巨体に、二本の巨大な角、四足歩行の全身を分厚い獣皮が鎧の様に覆われている。こいつは確かに並の武器じゃ傷一つ付けられないだろうな。 だが俺達には神格に神気、神器やそれに匹敵する武器がある。怖れることはない。そして神気を放った状態でヨルムと両親の再召喚を行った。陽子を破壊できる俺達にとっては紙切れも同然だ。「先ずは挨拶代わりだ。いけ、ヨルム!」「任せよ主! 受けろ、我が輝くブレスを!」 ドゴアアアアアアアアアアアアッ!!! 神気を纏った極光の竜の息吹が、放射線状に放たれ大地を敵ごと抉る! グギャアアアアアアア!!! 凄まじい威力のブレスに、迫り来るベヒーモス共が粉砕されていく。だがまだまだだ、俺の千里眼と鷹の目には、南東にある大迷宮から次々に敵が飛び出して来ているのが視える。どんだけいるんだ? 数万は下らないだろうな。だが俺達だけで掃討する!「アヤ、母さん! 南門の防衛と援護は任せる!」「任せて!」「はーい、漸く母さんの出番ねー」 ババッ! 飛び降りる二人。「イヴァ、親父! 東門にも反応がある! 二人はそっちを頼む!」「よっしゃー、行くぜ猫嬢ちゃん!」「任せるのさー!」 ダンッ!!「全員逆探知を発動させて自分達にターゲットを絞らせろ! エリック、ユズリハ、ディードは目の前の敵の掃除を任せる!」「はい! カーズ様!」「オッケー!」「任せときなー!」 ドンッ! 同時に飛び出す三人。「アリア、視えてるんだろ? 操られてる神獣達が」「ええ、神龍ケツアルコアトルにグリフォン、フェンリルにフェニックス。どうやら大将首は神鳥フェニックスに乗っていますね」「なるほど、ダカルーのばーちゃんの時と同じだな。アリア、グリフォンはお前がどうにかしろよ。ケツアルコアトルは、竜王兄妹、お前達に任せる! 行け!」「ハイハーイ、気が乘らないけど行って来ま―す」

  • OVERKILL(オーバーキル)~世界が変わろうと巻き込まれ体質は変わらない~   第五章 89  カーズの闘い・迫り来る危機

     舞台に乗ってストレッチをしていると、逆方向からハゲが上がって来た。「「「ハーゲ!!! ハーゲ!!!」」」 うーん、凄い声援だが地味に悪意を感じるな。まあ、あんなのでも国民には愛されてるのかな? とでも思っておくか。俺が毛根破壊したんだが、ちょっと不憫だ。「やはり貴様とは殺り合う運命のようだな。神殺しのカーズ!」 また変なことを言い始めたなあ。厨二か? やだやだ。それにダメージ肩代わり魔道具あるから死なねーよ。「いやいや、偶々くじ引きでそうなっただけだろ? 俺もあの竜騎士と闘いたかったんだけどなあー」「フッ、そうか。俺と闘うのが怖かったということだな」「いや、あいつの方が強いだろ? 意味の分からん敵意をぶつけてくるから、ぶっちゃけお前は面倒くせーだけだ」「おのれ…、貴様……!」「聞いたけどさー、お前自分がSランクの最速保持者だったんだろ? 所詮記録なんていつか塗り替えられるもんだ。今の最速はウチのニャンコだ。そんなしょうもない程度のことでイラついてたらストレスでハゲるぞ? あ、悪い、もうハゲてるんだったな。ごめんなー、ストレスかけて。俺に勝ったら治療してやるよ」 まあこいつの態度次第だけどね。「くっ……、貴様にはSランクの誇りは、プライドはないのか!?」 何だそれ? プライドチキンにプライドポテトか?「ねーな。そんなのしょうもないもんがあったら20ギールで売ってやるよ。後、ウチのPTが美人揃いだとか、邪神を斃したとか、そう言うのが気に入らないんだってな? 只のやっかみだろ。お前はガキか? そんなことにエネルギー割くくらいなら鍛錬でもしろよ、くっだらねーな」「貴様ああー…! 言わせておけば……!」 語彙が少ないなあ。そんなんで口で俺に勝てるとか思わないことだな。これでも元教師、アホなモンペのクレームとかで慣れっこなんだよ。いくらでも口が回るからな。『さて遂に最終戦ですが、ここまで我がリチェスター勢は連戦連勝。そしてリチェスター及び、現在世界中のSランク最強のカーズさんが相手。ハ、ゲフンゲフン、ガノン選手には打つ手がありますかね? アリアさん』『うーん、いや無理ゲーでしょー。レベルも3倍以上の開きがありますし、カーズはああいうヘイトばら撒く小物が大っ嫌いですからね。まあでも手加減しながら色々と技

  • OVERKILL(オーバーキル)~世界が変わろうと巻き込まれ体質は変わらない~   第五章 88  竜騎士攻略・ハゲVSイヴァ?

     魔導具を起動させて、エリックが舞台へと上がる。そして逆方向からは竜騎士のカセルが舞台へ跳び上がって来る。「「「カセル!!! カセル!!!」」」 凄い声援だな。先程のソフィアの時も凄かったが、この人は相当の人気だ。青銀と群青色の色彩の全身鎧だが、昨日の暗黒騎士のサウロンよりは軽量だ。頭にも竜の頭を模した様なヘルム。FF4の竜騎士みたいな装備だ。そして武器はやはり槍か。穂先が結構長めのスピアだな。刺突にも斬撃にも対応可能な2m程の長さの槍。鑑定、ドラグーン・スピアね……。やはりSランクか。何処で手に入れたんだろうな? 後で聞こう。  スピアとは英語で『槍』を意味する言葉の一つ。槍全般を指す場合は『スピア(spear)』が一般的だが、馬上槍は『ランス(lance)』、長槍は『パイク(pike)』など呼び分けはされている。最も、スピアタイプの槍をランスと呼んでいたりもして、呼称の使い分けは厳密ではない。   スピアとランスはよく混同されるが、決定的な違いがある。スピアは片手もしくは両手で扱うことができる歩兵槍のことだ。振り回し、先端に付いた刃で刺突・斬撃が可能。投擲用のスピアは『ジャベリン』とも呼ばれる。  対してランスは、中世から近代まで主にヨーロッパの騎兵に用いられた槍の一種。語源はラテン語で槍を意味する『ランケア(lancea)』、日本語では、『騎槍』とも訳される。単純に馬に乗った状態での専用武器のため、馬に乗ってない場合は全く使えないシロモノだ。 戦場だけでなく馬上槍試合でも用いられたランスは、『兜・鎧・剣・メイス・盾』と並ぶ、騎士を象徴する装備の一つであり、ファンタジーRPGなどでは、細長い円錐の形に『ヴァンプレート』と呼ばれる大きな笠状の鍔がついたものがよく描かれているが、必ずしも全てのランスがその形状をしているわけではない。 ランスと他の槍との決定的な違いは、基本的に刃物がついておらず、棒の先が尖っているか、前述した円錐型をし、敵対者を突き刺して攻撃するのが最も効果的な武器である点だ(この先端の形状は国によって異なる)。また、長さも特徴の一つで 一般的な片手武器の中でずば抜けて長く、4~5メートルを超えるものもあり(一般的なランスは扱い易くするため2m前後だが、それでも片手武器では一番長い)、接近戦闘用の

  • OVERKILL(オーバーキル)~世界が変わろうと巻き込まれ体質は変わらない~   第五章 87  Sランク対決イベント開幕

     Sランク同士の興行試合の日になった。時間的には昨日と同じくらい。みんなリラックスしながら俺の部屋でスタンバっている。後は城の使いの人が迎えに来るのを待つだけだ。 昨夜の夜這い連中はアヤが目を覚ました時に、ベッドの左半分を占拠する様に鼾をかいてだらしなく寝ていた。そして事情聴取からの当然怒られていた。だからやめろって言ったのになあ。「「「「次はうまくやるし/やります/やるわー/やるのさ……」」」」 まあどう見ても反省してないけどね、こいつら……。全く、なんでこんなことをするんだか……? しかもまたやる気だし…もう知らね。「今日もアリアの姿がないということは……、やっぱり実況やるんだろうな」「昨日楽しそうだったもんねー」 アヤが答える。だよなー、絶対面白半分でやるだろうな。「盛り上がってたし、いいんじゃないの?」「今更なあー、あの人に何か言っても無駄だろうぜ」 エリユズの言う通りだな。あのアホは面白いと思ったことに対しては全力で命をかけてでも取り組むやつだからなあ。取り敢えず俺は両親がゲストに呼ばれないことを祈ろう。念の為に後で念話も送っておくか。「今日は恐らく昨日以上にレベル差がある分、更に一方的になるだろう。相手の仕掛けて来るスキルやら魔法、魔力撃も全て俺らに傷をつけられない。だから取り敢えずは一通り相手の手の内を見てやろう。俺達が先に仕掛けたら、そこで試合終了だ。一応イベントだし、多少は盛り上げさせないとな」「面倒臭いけど、仕方ないわよねー」「ちんたらしてたら先にしばきそうだけどなー」 この二人の戦闘狂なら充分ありえそうだが、折角の貴重な対戦だ。一瞬で終わらせるのは勿体無い。「まあ、そうかも知れないけどなあ。一応相手の戦術やらを見てみようぜ。相手のが俺達よりも形式上は先輩なんだし。あ、そう言えば俺はあのハゲと対決させられるんだろうか? ぶっちゃけ嫌なんだけど」「昨日の対戦順とかも勝手に決められてたし、違う相手かも知れないよ?」 アヤが言う様に、確かにプログラムとかもなかったし、世界的なイベントの割には意外と杜撰だよな……。勝手に実況までやってたくらいだし。盛り上がれば何でもいいのかね? 文化が中世だしそこまでキッチリじゃないのかもな。「そうだな。まあ誰が相手でもいいか。あのハゲは豪

  • OVERKILL(オーバーキル)~世界が変わろうと巻き込まれ体質は変わらない~   第五章 86  懲りない女性陣・カーズの受難?女難?

     うーん、どうしてこうなった……? 二回目。 城下のお祭りから、まだ食い続けているアリアを放置して某人気走る娘の様に腹ポコ状態のイヴァとルティを回収して帰って来た迄はいい。そしてみんなで一旦風呂にしようということで大浴場に向かった。普通は男湯に入るよね? でも女性体状態でピンクの浴衣に髪の毛も飾られている状態で男湯の暖簾を潜ろうとしてた俺は、女性陣に全力で止められた。まあ、冷静に考えたらこの状態で入るのは問題あるよね。中で男性体に戻ればいいんだが、その前に絶対に全身を「なんだなんだ?」って感じで見られるだろうし……。 でもね、躊躇なく女湯の暖簾を潜れる程、俺は自分を捨ててないんだよ。女性陣に散々説教されて、仕方なく女性体のまま女湯に入り、体を洗って、髪の毛は何故かみんなが我先にと言わんばかりの勢いで洗ってくれた。いやあ、ありがたいけどツラいな……。「お前は毎回無駄に苦労するよな……」 というエリックからの同情と憐れみの視線はともかく、「女風呂に堂々と入れるとか最高っすね、兄貴は!」 と思春期丸出しの発言でチェトレに蹴られていたアジーンにまで、変な気の遣われ方をされるというツラさ。まあね、見た目の性別は変えられるよ。でもねー、中身? 精神は男なんだよ? ウチの女性陣が多分おかしいんだろうと思っていたんだが、いや寧ろ気を遣ってくれているのかも知れないと最近は思う様になってきた。自宅でも女性陣の方が堂々と「一緒にお風呂に入ろうよ」と言って俺を連れて行く。その後で「女性体になってね」って言う感じで。 実際女性体の方がリラックスできるってのはある。男性体を維持するための全身の魔力の緊張を解きほぐすには女性体の方がいいんだよな。それに男性体でも顔の見てくれがね……、てことで男性陣は余り一緒に風呂ってくれない。全くこの思春期童貞共め……!  女性陣の方が度胸があると言うか恥じらいがないと言うか、肝が据わっている感じだ。一応男なので極力見ない様にしているけど、向こうは堂々と見て来るし、モロに触って来る。もうね、距離感がわからんのだよ。イヴァとかルティは子供と風呂ってる様な感覚、アガシャもそんな感じだ。まあ大抵はアヤも一緒だしな。と言うかアヤがいないとさすがに気が引ける。 タチが悪いのがユズリハやチェトレ、アリアのアホとくっついて

  • OVERKILL(オーバーキル)~世界が変わろうと巻き込まれ体質は変わらない~   第五章 85  折角だしお祭りを楽しもうか?

     うーん、どうしてこうなった……?  祭典、夕暮れのお祭りの街中をみんなと歩いている俺は浴衣を着ている。いや、浴衣が悪い訳じゃないんよ。なぜピンクの女性用の浴衣もろもろのお祭りセットを着せられているのかということだ。そして仕方ないので勿論、女性体になっている。さすがに男性体の状態では違う意味で着れない。このお祭り堪能セットを用意していたのはやっぱりアリアだが、持って来たのはアヤだ。しかもノリノリで。みんなの分も頼んでいたらしい。「折角だから一緒に可愛い恰好をして、日本の夏祭りとか縁日みたいに過ごしたいなー」 などと目を輝かせて言うから、断れなかった。うーん、困った。着付けも髪の毛の飾り付けも全部アヤとウチのメイド組がやってくれた。もうこれまたノリノリで……。でもね、女性体の時の体を見られるのは何故かすんげー恥ずかしいんだよ。あー、いやマジ勘弁して欲しいけど、アヤがこういうシチュエーションも楽しみたいらしいので、もう今更だなあと逆らわないことにした。段々受け入れていってる自分がいるのは確かだが、アガシャに見られるのだけは一番キツかった。いやマジで。 バトル組の男性陣、エリックにアジーンは男性用の紺色やら暗めの配色の浴衣だ。城内で軽く飲み食いしながら待ってくれていた。って言うかそりゃ気まずいよ、それに俺も男性陣なんだけどね……。そしてユズリハにちょくちょく邪魔され悪戯された。クラーチでの悪夢を思い出すよね、これ……。言っとくけど、昔の日本の伝統みたいなことはしてないぞ。ちゃんと下も穿いてるからな。でも上は勘弁してください。 そしてお祭りセット一式をフル装備で城下に出て来たんだが、浴衣を着ている人が結構いることにも驚いたけど、夜店とか屋台とかも西洋のものと同じくらい日本ぽいのが結構あるんだよ。なんだろなあー、この世界は和洋折衷みたいな感じなんだよなあ。屋台には焼きそばとかたこ焼き、りんご飴、お面とか射的(コルク銃ではなくおもちゃの弓だが)、千本つりみたいなくじ引き(これはまず当たらないからやらない方がいいとみんなには言っておいた)、まあ千里眼や鑑定で視えるしね。うん、でも何だか懐かしい気分になる。 浴衣を初めて着るイヴァやルティは子供の様にはしゃいでいた。アガシャも初めて着たらしいが、少し照れ臭そうだったので、「可愛いし似合ってるぞ」と

More Chapters
Explore and read good novels for free
Free access to a vast number of good novels on GoodNovel app. Download the books you like and read anywhere & anytime.
Read books for free on the app
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status